敏感肌の人が多いって聞くけど、予防するにはどうしたら良いの?

敏感肌にならないようにするには、スキンケアを正しく積み重ねるしかありません。また、規則正しい生活を送ることも大切です。

面倒だからとスキンケアを怠ったり、健康を蔑ろにした生活を送っていると、敏感肌などの肌トラブルを招くことになります。

敏感肌に特別な予防法はありません。毎日の正しいスキンケア対策。そして、健康的な生活を送ることが何よりの予防法です。

でも、毎日のスキンケアはともかく、健康的な生活といっても、なかなか実践するのは難しいものです。ここでは、敏感肌や肌トラブルを遠ざけるために、習慣にしたいこと。そして、敏感肌とまではいかなくても、肌に違和感を感じたときの対処法を紹介していきます。

敏感肌の予防のために取り組みたいこと

乾燥に気を付ける

肌の乾燥は、様々な肌トラブルを引き起こす大きな原因の1つです。

これは、肌が乾燥すると、肌表面の角質層が乱れ、バリア機能が弱くなってしまうからです。バリア機能が低下すると、外部からの刺激に対して、炎症を起こしやすくなります。その結果、肌が赤くなったり、洗顔や化粧品によってピリピリ、ヒリヒリとした痛みにつながります。

敏感肌を防ぐなら、一にも二にも保湿ケアが大切です。その際は、肌内部にある保湿成分であるセラミドが配合されたものを選ぶと、効果的です。

スキンケア以外も手を抜かない

冬場の乾燥時期は加湿器がマストアイテム。夏場もエアコンによる乾燥から肌を守る必要があります。毎日朝晩のスキンケアに加え、メイクの上からでも使える保湿スプレーなどもカバンに1本入れておくと安心です。

乾燥を感じる前に保湿することを心がけることで、お肌の悩みの多くが解消に向かうはずです。

栄養バランスを考える

野菜を食べず脂っこいものばかり食べていたら、ニキビが出来てしまった。なんていう経験が一度はあるのではないでしょうか。他にも、便秘すると肌荒れや吹き出物ができるなど、お肌にとって栄養バランスはとても大切です。

美容で意識したい栄養素は、タンパク質、ビタミン、ミネラルです。逆に炭水化物や脂質(オメガ3脂肪酸を除く)が増えると、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

タンパク質

身体の約20%はタンパク質で構成されています。肌や髪、爪などをつくる材料として、タンパク質が必要となるため、タンパク質不足は美容にとって最悪です。

他の栄養がいくら足りていても、タンパク質が無ければどうにもなりません。ダイエットでカロリーカットのためにと食事制限をしていると、このタンパク質不足に陥る可能性があります。

18歳以上の女性の1日の推奨摂取量は50g。これを、とり胸肉(皮なし)で摂ろうとすると、225g食べる必要があります。

ビタミン

美肌のためのビタミンというとビタミンCが有名ですが、ビタミンA、B群、D、Eなども、皮膚や粘膜の健康のために欠かせない栄養素です。

ミネラル

コラーゲンの生成に必要となる亜鉛。皮膚の代謝やタンパク質の合成に関わるマグネシウム。むくみを防ぐカリウムなど、ミネラルも美容にとって欠かせません。

タンパク質をはじめ、ビタミン、ミネラルを万遍なく摂るためには、肉、魚、豆、野菜、海草などをバランスよく食べていくほかありません。

マルチビタミンやミネラルのサプリで補助したとしても、栄養素の種類は上記以外にも多種多様なため、摂りきれるものではありません。

肌トラブルを招かないためにも、バランスの良い食生活を目指していきましょう。

水分をしっかり補給する

化粧水でいくら肌に水分を与えても、肝心の身体が水分不足では効果も上がるはずがありません。

身体の水分が不足すると、血液がドロドロになるため、酸素や栄養の運搬が滞り、身体の隅々まで行き渡らなくなります。その結果、肌がくすんだり、クマが出来たりしてしまいます。

また便秘になりやすくなるため、身体の中に老廃物が溜まってしまいます。そして、腸内環境が悪化し、悪玉菌が増殖。有害物質が生み出されるようになり、これが肌トラブルを引き起こすリスクとなります。

のどが渇く前に水を飲む

スキンケアで肌の乾燥を防ぐのと同じように、水分補給も喉が渇いたと感じる前に、補給することが大切です。

また、カフェインは利尿作用があるため、水分補給には適しません。水分補給が目的なら、水(ミネラルウォーター)を飲むのが一番です。

適度な運動を心がける

運動と聞くだけで、耳を塞ぎたくなる人もいるかと思いますが、運動は美肌づくりにとても効果的です。

  • 血行促進
  • 代謝アップ
  • 成長ホルモンの分泌
  • 汗がバリア機能を高める

美肌目的なら、つらい運動は全く必要ありません。ウォーキングとストレッチだけでも十分効果があります。

ウォーキングでじんわり汗をかく程度に身体を温め、ストレッチで普段動かさない筋肉を解す。運動が苦手な人は、まずこの2つを意識して始めてみると、続けやすいと思います。

肌に違和感!?そんなときの対処法

いつも通りのスキンケアをしているのに、肌にしみる。何だか化粧ノリが悪い。そんなちょっとした違和感から、敏感肌が始まります。

この違和感を無視せず、スグにケアしていくことが大切です。素早く健康な肌を取り戻すために、対処法を見ていきましょう。

低刺激の化粧品に替える

化粧水がしみる。ヒリヒリと痛みを感じるなら、ひとまず刺激を感じない化粧品に替えることが大切です。

肌が赤くなったり、ピリピリ、ヒリヒリした刺激を感じるのは、その化粧品が今の肌に合っていないサインです。化粧品を替えるタイミングと言えます。

勿体無いからといって使い続けるのは、傷に塩を塗りこむようなものです。バリア機能を回復させるために、敏感肌向けの化粧品に乗り換えましょう。

洗顔とクレンジングは優しく

肌に違和感を感じるということは、バリア機能が低下している可能性があります。

そんなデリケートになっている状態の肌に、洗浄力の強い洗顔や、クレンジングで負担をかけてはいけません。

ミルククレンジングなど肌にマイルドなクレンジングに替えるなど、低刺激のものに替えましょう。また、洗顔のし過ぎも良くありません。1日2回、朝は、ぬるま湯で洗うだけにする。といった方法で対処していきましょう。

生活習慣を見直してみる

肌が敏感になってしまうような変化が、生活内に無かったかどうか、思い返してみましょう。

最近化粧品を変えた。睡眠不足が続いているなど。また、精神的に辛いことがあった場合も、それが肌に影響を及ぼしている可能性があります。

仕事の忙しさや、精神面は、スグにどうこう対処できるものでは無いと思います。そんなときは、スキンケアの方を、お肌に合わせていくことで、対処するしかありません。