なんか最近肌の調子が良くない…。化粧ノリは悪いし、お風呂上りに肌がピリピリする。どうしちゃったの?

それは、もしかしたら敏感肌が原因かもしれません。敏感肌という言葉はよく聞きますが、具体的にどういう症状なのか分かりづらいものです。

ここで一度、敏感肌とはどういう状態なのか見ていきましょう。

なんか最近、お肌の調子が悪い。もしかしたら、それは敏感肌かもしれません。敏感肌と言われても、凄く曖昧なように感じるかもしれませんが、具体的に下記のような症状が出たら、その可能性が高くなります。

敏感肌の具体的な症状

  • 肌がヒリヒリしたり、化粧水でピリピリすることがある
  • 乾燥しやすく肌がカサカサしていることが多い
  • ニキビや吹き出物がよくできる
  • 肌が痒くなることがよくある
  • 肌に赤みが出ることがよくある
  • 外部からの刺激に弱い

これらの症状がある場合は、バリア機能が弱り、肌が敏感な状態になっていると言えます。

敏感肌に気付くタイミング

敏感肌は、常に上記のような症状を感じるわけではありません。ふとしたタイミングで症状を感じたり、何気ない違和感を覚えるものです。

メイクのノリが悪い、崩れやすい

メイクをしたときに、いつもよりもノリが悪く感じる。ファンデーションが浮いているような感触がある。これは、肌の乾燥、キメの乱れ、ターンオーバーが正常に行われないことによる、古い角質が残ってしまっていることが原因です。

すでにバリア機能が低下してしまっている状態なので、さらなる肌トラブルが、いつ起こってもおかしくありません。

十分な保湿を行い、肌の負担となるものを避けるようにして、早めにケアしていくようにしましょう。

洗顔時の刺激

肌が敏感になっているのを最も意識しやすいのが洗顔後です。洗顔後に顔がピリピリする。化粧水がヒリヒリと沁みる。これらは敏感肌の典型的な症状です。

他にも、いつものスキンケアで肌が痒くなったり、赤くなったりする場合も敏感肌です。

このような症状が現れてしまったら、刺激を感じる洗顔料や化粧品は、一旦使用をストップ。敏感肌向けの低刺激のものに替え、ケアしていく必要があります。

お風呂上りに肌が痒くなる

お風呂上りや運動後など、体温が上昇したときに肌が痒くなるのも敏感肌の症状です。痒みと併せて赤みが出る場合もあります。

これは体温の上昇によって肌の水分が蒸発。肌が乾燥状態になり、痒みを感じてしまうというものです。

通常、バリア機能が正常に働いていれば、水分の蒸発は防ぐことが出来ます。このタイミングで痒みが現れるのは、バリア機能が崩れ、敏感肌になっている状態だと言えます。

敏感肌は顔以外でもあり得る

敏感肌は、顔に出てくる症状を言うことが多いですが、身体を覆っている皮膚全てに対して起こりえるものです。

虫に刺されたわけでもないのに手足が痒い。お風呂上りにピリピリ、ヒリヒリ感じる。頭皮からフケが出る。ひじ・ひざがひび割れするなども敏感肌が原因という可能性があります。

敏感肌の皮膚で起こっていること

敏感肌というのは「角質層」にトラブルが起きた時に、症状として現れることが分かっています。皮膚の構造や働きと共に、敏感肌というのは一体どのような皮膚状態にあるものなのか、詳しく見ていきましょう。

表皮の働き

皮膚というのは「表皮・真皮・皮下組織」という三層構造になっています。皮膚の一番外側に位置するのが表皮です。表皮は紫外線やほこり、ウイルスや細菌などの外部刺激から肌を守ってくれています。

表皮の外側にある角質層

0.02mmというとても薄い角質層というのが、表皮の一番外側にあります。この角質層が外部刺激から肌を守るためのもので、これを「バリア機能」と言います。

このバリア機能は、角質層の細胞内にあるアミノ酸や天然の保湿成分から構成されています。潤いを保ち、皮膚を乾燥と外部刺激から守るために大切な機能です。

バリア機能の低下が敏感肌に繋がる

敏感肌というのは、角質層のバリア機能が低下している状態です。

健康な状態であれば、角質層の細胞が隙間無く並んでいるのですが、バリア機能が低下してしまうと、細胞間に隙間が出来てしまいます。その結果、外的刺激から皮膚を守れず、紫外線や細菌などによって、炎症を起こすことになります。

敏感肌の悪循環

バリア機能の低下により細胞間に隙間が生じているので、敏感肌は肌内部の水分が逃げやすい状態でもあります。

ケアを怠ると、どんどん肌の乾燥が進み、さらに敏感肌を悪化させるという悪循環が待っています。

放置が続くと老化が進む

この状態を放置してしまうと、様々な肌トラブルに見舞われ、ハリや弾力が失われていきます。そして、シワやほうれい線が目立つようになり、実年齢より老けて見られる悲しい現実が待っています。

とにかく、少しでも敏感肌の症状を感じたら、早めにケアを開始することを心がけましょう。